2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
大学生の時の思い出といえば、とにかく試験に追われていたことである。一般的な大学とは少し違っていて毎年全科目必修で全単位をその年に習得しなければならず、1科目でも落とせば情け容赦なく留年になるため学生は皆、それこそ学校敷地内でエアーウォータ…
知人の写真展が開催されるというので、遠路はるばる列車に揺られること数時間かけて会場のある地へと赴いた。以前は旅など呼吸のように当たり前にしていたが、コロナ禍で一変してしまった。かつて乗り慣れていたはずの路線もどこか新鮮に感じて気分が高揚す…
全国各地を住み込みなどで転々としたが、特に教育に携わる人と縁があることが多かった気がする。妙に話や価値観が合っていたりして滞在期間わずか数ヶ月の関係にも関わらず、10年近く経っても未だに付き合いがあるものだから不思議である。 最初に勤めた会…
ランニングシューズのミッドソール(衝撃を吸収したりする柔らかい部分)の横を、うっかりしていて2ミリほど削ってしまった。最近の厚底カーボン系のミッドソールはEVAではないので本当にもろい。補修にはわずかなエポキシ接着剤を塗り、マスキングテープを使…
久々に勢力の強い台風が来た気がする。草木を波打たせてなぎ倒し轟々と吹き荒れる台風の風の音を聞いていると、風のことを考えずにはいられない。 大学生の頃に同世代の友人に誘われて鳥取に行ったことがある。観光などという生易しいものではなく、友人の知…
全国各地、色んな場所に住むとそこには必ずお世話になった方々がいらっしゃって、元気にしていらっしゃるだろうかと時折顔を思い浮かべることもある。 私はなぜか年上の、それも相当年上の人生の大先輩クラスの方々にお世話になることが多かった記憶がある。…
全国各地、いろんな場所に住んだが切っても切り離せないのが星空だった。 春夏秋冬、温帯、亜寒帯、亜熱帯とそれぞれの季節や気候帯で見え方が同じ星空であっても大きく異なることに気付いた。 実家のある地元ではそこまで星空は見えなかったが、それでもオ…
情けない話ではあるが、大学生の時に自己啓発にそれこそ今問題になっているカルトばりにのめり込んだことがある。 自己啓発とカルトは全く違うとは言っても、盲目的にのめり込んでウン十万円のセミナーを受講しまくって講師に貢いでいるようでは本質的に何ら…
雪国に住んでいた時、ふと古民家に住んでみたい願望が湧いてきた。 古民家ではない家に住んできた人なら少なからずの人が抱く願望であると思うが、いかんせん家族持ちだと家族間で揉めてしまい結局住むには至らずに終わってしまう人も多いことだろう。 その…
自転車を手入れしない人を見ると腹が立つほどに小学生の頃から自転車は自分で修理してきた。今は店のプロに任せるようになったが、大学生の頃まではパンクすれば洗面器に水を張ってチューブに軽く空気を入れて浸してプクプクと泡が出る箇所を探し当て、ゴム…
先日遠出をした時、足元を身体の一面が赤いベンケイガニがイソイソと歩き回っていた。実家にいた時はクロベンケイガニとアカテガニしか見たことがなかったので、図鑑で見たことはあったが本当に赤いんだなとひとしおの感動を覚えた。 先日ネットニュースの中…
今はやっていないが、以前ドリップコーヒーにハマったことがある。 「コーヒーを淹れられる男(漢!)はモテる」 というどこで見つけてきたのか都合のよい言葉を鵜呑みにし、ちょうど近所に自家焙煎コーヒーを出すお店があり、マスターの本業は焙煎であるこ…
執筆した記事を見直していると、とにかく過去の出来事から振り返っている内容が多いことに気づく。 若い頃にさんざんやって(ひどい目に遭った)自己啓発では、成功者は過去ではなく未来を語ると聞かされてきた。いつまでも過去のことばかり語る人は良くない…
先日、所用で久しぶりに中央線の特急あずさに乗車して驚いた。全て新型車両E353系に置き換わっており、あの独特の形をした振り子式のスーパーあずさも廃止になっていた。 ニュースで知ってはいたが何せ中央線の利用など数年ぶりであり、実際に車両置き換…
尊敬してやまない※師匠と呼ぶ人がいる。 ※マルチやネットワークビジネス系のそれではありません。あしからず。 この人は良い意味で非常に変わった人で旧帝大を卒業した秀才であるにも関わらず、幹部候補としての大企業就職などという旧帝大卒にありがちなエ…
あれは小豆島のホテルで住み込みをしていた時だったと思うが、従業員の特典と言うべきか福利厚生の一環としてお客さんの入る風呂に入って良いことになっていた。 聞けば有馬温泉など従業員は入らせてもらえず、粗末な従業員用の風呂に放り込まれたと嘆いてい…
大学生の頃にお化け屋敷の「驚かせる」側としてボランティアをしたことがある。 大きなテント内に掃除道具入れの縦に長いロッカーのような隠れられるスポットを作って、広場に仮設のお化け屋敷を作り、通りがかった人を呼び込んでは驚かせていた。 私はロッ…
ADHD気質さまさまで全国色々な場所に住んだが、そこで必ずやったのはラーメン屋開拓であった。 気候の違いや醤油文化の違いなど、ラーメン一つ取ってもその地域の特性がにじみ出ており非常に面白い経験ができたと思う。 ラーメン屋巡りを始めたのは大学生の…
タイトルとは反して私はほとんど下戸に近いレベルで酒が飲めない。大学の部活の飲み会では体育会ということもあり、他の部活より幾分マシだったとはいえトイレでシンガポール名物マーライオンに何度なりきったことかわからない。 その学生時代に、地方部で当…